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ドンと市かわさき協同組合

◆年商3億8千万円の産直センター
 一関市と宮城県気仙沼市を結ぶ国道284号線沿いに立地する「道の駅かわさき」。敷地面積8,000平方メートル、駐車スペース80台以上を有するこの道の駅は、農産物の直売所や郷土料理のレストランを中心に、川崎村(当時)の新名所として2003年4月にオープンしました。この産直施設を運営するのは、地元の農家が中心となって設立した「ドンと市かわさき協同組合」。組合員は年中無休の道の駅に、一日も休むことなく、とれたての野菜や自家製の漬物・餅菓子などを供給し、平成16年度には年商3億8千万円以上を売り上げました。
 群馬・佐賀・熊本などと並び、全国でも産直の激戦区といわれる岩手県では、直売所間の競合が激化しており、鮮度や品揃えが悪い店や特色のある地元産品の少ない店、生産品以外の仕入品が多い店などは容赦なく淘汰され、年間売上が1億円以上の施設と1千万円に満たない施設に2極分化する傾向が顕著となっています。このような状況下で組合が叩き出した数字は、その事業運営の秀逸さを雄弁に物語っています。

◆「ドンと市かわさき」における商売の3原則
 「ドンと市かわさき」が多くの消費者に支持されている最大の理由は、徹底したお客様第一主義にあります。365日無休営業も、消費者の利便性を追求したものであり、組合では、産直施設を運営する上で次の3原則を忠実に守り、実践しています。
 (1) 魅力ある商品を揃えていること。
 (2) 売れる時間帯に商品があること。
 (3) 良い商品を廉価で提供すること。
産直の魅力は何といっても「今朝とれたて、今つくりたて」という鮮度の高さ。生産手法にそれぞれの工夫を凝らして収穫した安全で新鮮な野菜や果物はもちろん、最高の素材を活かした、そこでしか味わえない地方特有の加工品もまた大きな競争力となっています。
■お問い合わせは
ドンと市かわさき協同組合
一関市川崎町薄衣法道地43−3
TEL:0191−36−5170

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