連携による商店街活性化と
地域のコミュニティ機能を目指して
商店街振興組合三日町三栄会
理事長  類家 徳昌

○地域らしい街並みづくり
 平成5年の理事長就任当初は、各店のセットバック(店舗の壁面後退)、電線の地中化事業、歩道のモール化が同時に進められるなど、非常に慌ただしい時期でしたが、平成7年には完成して当商店街が目指す「市民の心のふるさと・交流の場」の土台が出来上がりました。商店街の歩道板やモニュメントにも地域らしい工夫を凝らし、南側を歴史と文化、北側を海と自然のコンセプトとしました。街路樹にはベニバナエゴノキを植え、春の紅花から、夏の結実、秋の落葉、そして冬にはイルミネーションとして四季を彩ります。

○街ににぎわいを取り戻すために・・・
 昔は、組合が単独でイベントを開催し、家族連れやカップルでにぎわいを見せていたようですが、現在は中心街10商店街で構成される八戸中心商業街区活性化協議会と連携して街ににぎわいを取り戻すために努力しています。また、個店の活性化を進め、郊外大型ショッピングセンターに負けない魅力づくりにも力を入れたいと考えています。“にぎわいストリートフェスティバル”“七夕まつり”“南部道楽フェスティバル”などのイベントによるにぎわい創出を通じて中心商店街全体の活性化を目指しています。また、平成21年度までには、三日町に観光交流施設の建設が予定されています。中心街区において文化・芸術等の市民活動・コミュニティ活動、観光情報の提供や教育・健康相談、まちなか起業家支援といった機能を兼ね備えたコア施設が生まれることを最大限に活用し、お客様が新しい情報を発見・発信したり、感動できるような商店街に育てていきたいと考えています。

○新たな取組み
 今後は、組合員従業員を対象にした割引クーポンを発行する等、組合員同士の交流と連携を強める試みを考えています。また、週末利用されていない事業所の駐車場を組合で借り上げ、商店街でお買い物して頂いたお客様に無料開放することができないか、今検討中です。いずれの事業も、組合員と近隣事業者の理解と協力が不可欠なので、実現に向け組合一丸となってチャレンジしていきます。

ご意見・ご要望は
商店街振興組合三日町三栄会
〒031-0032 八戸市大字三日町27番地(八戸中央ビル5F)
TEL 0178-46-1175   FAX 0178-46-1173
URL http://www.mikkamachi.com/

バックナンバー トップへ戻る


コラボ・みちのく中央会
〒010-0923 秋田市旭北錦町1-47
Tel:018-863-8701 Fax:018-865-1009
post@chuokai-akita.jp