多目的通路「ハチ公小径」を核とした地域活性化!
大館市大町商店街振興組合
横井伸一理事長


○新たな取り組み
 大館市大町商店街振興組合では、平成21年10月に商店街活性化事業計画の認定を受けました。現在、商店街の賑わい創出と地域の活性化を目指して、「ハチ公小径(こみち)」を活用したイベント開催とインキュベーター施設の設置、「ハチ公ヤートセ祭り」の開催、ポイントカードシステム導入事業等に取り組んでいます。
 

今年3月には、従来のスタンプカードからポイントカードへの切り替えを行い、4月には街区内に広場としても活用できる多目的通路「ハチ公小径」が完成しました。夏には商店街での新たなお祭り「ハチ公ヤートセ」を開催する予定です。

ハチ公小径の活用
 「ハチ公小径」は街区内の廃業した老舗百貨店(旧正札竹村)ビルの一部を解体し、その跡地に作られた長さ約60mの通路で、同ビルの所有者である大館市から本組合が無償で借り受けて運用しています。

▲「ハチ公小径」
(両サイドには、今後ブースが設置される。
右上は大型スクリーン)
 同組合では「ハチ公小径」の広場に大型スクリーンを整備し、スポーツ大会の観戦会や、コンサートも開催できるようにしました。
 また、イベントは一過性のものなので、日常的な活動に補助金を活用したいとの考えから、「ハチ公小径」の両サイドに同組合が8基の飲食・物販ブースを整備する予定となっています。当施設は、起業者支援施設として整備するもので、出店した起業者に一定期間営業してもらい、期間満了後は空き店舗に出店を促すという取り組みです。

○今後の抱負
 「街区が寂れていくのは我々にも責任がある。お年寄りも近場で買い物ができ、人とのふれあい、会話がある商店街にしたい。地域住民のために行動すると、自然と人々にも集まっていただけると思う。市民に『いい街があるから行こう』と言ってもらえるように、心豊かに過ごしていただける地域にしたいと思います。」(横井伸一理事長)
 「厳しい経済情勢で、笑っていられる状況ではないが、笑っていなければ進まない。地域コミュニティの核として楽しんでいただける商店街にして、まちなか居住、まちなか雇用を促進したいと思います。」(泉浩二副理事長)

ご意見・ご要望は
大館市大町商店街振興組合
〒017-0841 大館市字大町29番地1
TEL:0186-43-1979


バックナンバー トップへ戻る


コラボ・みちのく中央会
〒010-0923 秋田市旭北錦町1-47
Tel:018-863-8701 Fax:018-865-1009
post@chuokai-akita.jp