みちのく組合情報

秋田
ポイントカードで地域貢献を
〜あきた共通商品券協同組合〜
理事長 藤木啓二

○背景と目的
県内中小小売商業を取り巻く環境は極めて厳しく、このような状況を打開するには、個店の自助努力はもちろんですが、潜在需要者の購買の喚起を促すことがもっとも効果的な方法として捉え、共通商品券の発行によって購買力の強化、商店街の活性化を促進することを目的に、平成6年にあきた共通商品券協同組合を設立致しました。
 また、地域の更なる活性化に寄与するため、平成8年にはポイントカード事業を追加しており、平成19年3月末現在では、300を超える取扱店が加入しております。

○事業・活動の内容
 当組合は、共通商品券の発行及びポイントカード事業を行っております。ポイントカード事業については、「ほっぺちゃんカード」を展開しており、100円の買い物で1ポイントを支給し、400ポイントためると500円の買い物やイベント等に参加できます。
 ポイントカードといえばオンラインのところも多いと思いますが、「ほっぺちゃんカード」はオフラインシステムです。オンラインだと組合にいろいろな情報を集めることが可能ですが、第一にハードを含めてシステムに莫大な投資を必要とします。
 また、いろいろな情報は入ってきますがその情報を使っている組合は少ないこともわかりました。「ほっぺちゃんカード」はイベントなどお客さんへの還元を第一に考えております。

○新たな取り組み〜教育助成券発行事業〜
ほっぺちゃんカードの表面(上)と裏面
 当組合では平成19年11月1日より、満点カードで買い物を済ませたほっぺちゃんカードの助成券部分と教育助成金を引き換えるサービスを始めています。教育助成金を受け取ることが出来るのは学校や子供会等の団体で、当組合への事前の登録が必要です。消費者は満点になったほっぺちゃんカードで買い物をした後、カードに付いた「助成券」を取扱店で切り取ってもらい、それを登録団体に持ち込みます。登録団体は券を500枚集めて組合に申請すると、5,000円の助成金と引き換えられるしくみとなっております。

○理事長より一言
 この事業は地域に貢献出来るほか、カードの利用価値も増すため、消費者、加盟店相互にとって有効な取り組みです。より一層、お客様に親しまれる「ほっぺちゃんカード」になり、さらには全県規模で親しまれるカードになるため、今後も研鑽を重ねて参りたいと存じます。
 なお、平成20年にはレトロ調デザインの「ほっぺちゃんカード」の発行も予定しております。どうぞご期待ください。

ご意見・ご要望は
あきた共通商品券協同組合
理事長 藤木啓二
〒010-0921 秋田市大町2丁目3番27号
TEL 018-862-1636/FAX 018-863-1370
http://www.hoppe.or.jp/

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