話題の広場

中央会事業より
情報連絡員会議を開催
 9月28日(水)、秋田市のホテルメトロポリタン秋田において情報連絡員会議を開催した。
 情報連絡員制度は、県内の組合関係者80名に連絡員として委嘱し、毎月の報告の中で的確な業界の現状を把握することを目的としており、今回の会議では、秋田財務事務所所長の堀江伸一氏から「最近の県内経済と今後の課題」、また、秋田県分権改革推進室副主幹の妹尾明氏から「構造改革特区・地域再生支援制度及び規制改革」について、それぞれ説明が行われ、出席した情報連絡員は熱心に耳を傾けていた。

フラワーアレンジメント技術向上を目指し研修会を開催
〜秋田県花卉小売商業(協)〜
 10月4日(火)、秋田市のホテルメトロポリタン秋田において秋田県花卉小売商業協同組合(佐藤和喜理事長)の第1回組織化集中指導事業を開催した。
 異業種参入や低価格化など花卉業界を取り巻く経営環境が大きく変化している中、この厳しい状態に対応していくため、変化し続けるお客様のニーズや時代にマッチしたフラワーアレンジメント技術向上を目的に、「新生活文化でのアレンジメント」をテーマに研修会を実施した。
 研修会では、同組合組合員である有限会社通町花のさとう代表取締役の佐藤政則氏、フラワーショップかおる代表の浅石薫氏、有限会社花万専務取締役の阿部純一氏の3名が講師となり、技術面でのポイントや最近の流行等についての解説を交えながら、フラワーアレンジメントのデモンストレーションを行い、約60名の参加者たちも真剣な眼差しでその手さばきを見つめていた。

製造業におけるマーケティング手法を学ぶ
 10月11日(火)、秋田市のホテルメトロポリタン秋田において第3回戦略的経営改善研究会(戦略的経営改革促進支援事業)を開催した。
 今回は、製造原価低減とともに企業の経営体質強化推進の両輪となるべき営業・マーケティングにスポットを当てた研修会を行った。
 最初に、講師の株式会社NMR流通総研の石川聖子氏が「製造業におけるマーケティング手法等について」をテーマに講演を行った後、参加者との間で活発な意見交換を行った。講演の中で石川氏は、「製造業は、従来の外部依存の下請経営体質ではなく、マーケティング機能を強化し、自社の強みや自社製品と最終製品・エンドユーザーとの関連性を明確にし、自立した製品開発が必要である」と述べ、参加者も熱心に話に聴き入っていた。

第5回デザインフェスタ&ナイトセッション開催
〜日常の中に「イイモノ」ありますか?〜
講師の笹尾氏(左)と浅石氏
 県内デザイナーの作品や活動を紹介する「第5回あきたデザインフェスタ」を、あきたデザインネットワーク(高橋省一代表)と本会との共催で、10月15(土)と16日(日)の両日に亘り、秋田市の秋田拠点センター「アルヴェ」と秋田駅西口側「ポポロード」にて開催した。
 今回は、本会50周年記念イベントとの同時開催となり、アルヴェ会場では「日常美術館」と題したブース内に日常生活で登場するモノたちを美術的な視点で表現した椅子や食器などの作品を展示し、ポポロード会場では、「秋田の凸(とつ)」をテーマにしたポスター展を開催した。
 また、15日(土)の夜には、秋田市駅前の「レストランニューたけや」において、県内のデザイナーと企業関係者を集めたナイトセッションが開催され、ココラボラトリー代表の笹尾千草氏からは、手作りのギャラリーを立ち上げた経緯や苦労、そして様々な企画展の話が、また、フラワーショップかおる代表の浅石薫氏からは、色々なシーンで活躍する花の効用について興味深い話があり、参加者との間で活発な意見交換が行われた。


アラカルト

創立30周年記念式典を盛大に開催
〜秋田県商工振興(協)〜
 10月5日(水)、秋田県商工振興協同組合(中村順三理事長)の創立30周年記念式典が、秋田市の秋田キャッスルホテルにおいて盛大に開催されました。
 中村理事長は、「昭和50年県内中小企業者の発展を図るため、設立同意者40名により組織した組合は、現在575名の会員を有する組合に成長した。これは会員をはじめとする関係各位のご支援・ご協力の賜であり、心から感謝するとともに、今後とも変わらぬご支援を賜りたい」と力強く挨拶をしました。
 引き続き、各組合事業に対する感謝状贈呈やあゆかわのぼる氏による記念講演が行われた後、祝賀パーティーが開催されました。

秋田県清酒品評会を開催
〜秋田県酒造組合〜
 秋田県酒造組合(伊藤辰郎会長)は、10月18日(火)、秋田市のホテルメトロポリタン秋田において秋の清酒品評会を開催しました。
今回出品されたのは、県内各蔵元が昨年暮れから今年初めにかけて仕込んだ吟醸酒の部131点、純米酒の部52点で、秋田県知事賞は、吟醸酒の部で福乃友、爛漫、由利正宗、刈穂、高清水、銀鱗の6銘柄、また、純米酒の部で由利正宗、太平山、爛漫の3銘柄が受賞しました。
また、主席杜氏に贈られる秋田県総合食品研究所醸造試験場長賞は、吟醸酒の部で福乃友酒造(株)(大仙市)の鶴田惣太郎氏、純米酒の部で(株)斎彌酒造店(由利本荘市)の高橋藤一氏が受賞しました。
この他、秋田県酒造組合会長賞10点、優等賞19点が選ばれました。




インフォメーション

平成17年度版「中小企業組合白書」のご案内
〜全国中小企業団体中央会〜
 全国中央会ではこのたび、平成17年度版「中小企業組合白書」を編纂しました。
 本年版では、先進的な組合活動事例を数多く紹介しているとともに、今年4月に成立した「中小企業新事業活動促進法」による支援策についても、新たに創設された「新連携」を中心に掲載しております。
 中小企業組合の現状を知る資料として、また組合役職員対象の各種講習会・研修会のテキスト等としてご活用下さい。
〔体裁〕A4版 70頁
〔定価〕1冊1,200円(消費税込、送料別)
〔主な内容〕
 第1章 産学官との連携による事業展開
 第2章 最近の中小企業組合等連携組織の動向
 第3章 中小企業組合等連携組織の活動事例
 第4章 新連携の取組み等 〜中小企業新事業活動促進法の活用〜
 第5章 中央会による中小企業連携の推進と支援
【お申し込み先】
秋田県中小企業団体中央会
Tel.018-863-8701 FAX 018-865-1009

経営改革総合支援事業(フェニックスプラン21)第3回目募集について
〜(財)あきた企業活性化センター〜
 経営改革総合支援事業(フェニックスプラン21)において、第3回目の募集を行ないます。
〔内容〕
 企業競争力を強化し、企業の持続的発展と雇用の安定を図るために、県内の企業が実施する経営革新のための各種事業を支援します。
〔対象企業〕
1 共通事項
 ・事業活動拠点が県内にある企業者
 ・事業計画が明確で実現性が高いこと
2 個別事項
 次の(1)〜(3)のいずれかの要件を満たす者
 (1)事業転換型企業
 (2)体質改革型企業
 (3)新分野進出型企業
〔支援事業の概要〕
 次のメニューの組み合わせにより、必要な支援を行います。
 1 人材育成支援事業
 2 専門技術者等確保支援事業
 3 新商品開発等支援事業
 4 IT開発支援事業
 5 公的認証制度取得支援事業
 6 特別融資制度
〔募集期間〕
 第3回 平成17年10月11日(月)〜11月11日(金)
〔お申し込み先〕
財団法人あきた企業活性化センター
 〒010-8572 秋田市山王3-1-1
 創業・経営革新推進担当 Tel.018-860-5702
 営業統括グループ Tel.018-860-5609
秋田県産業経済労働部商工業振興課
 〒010-8570 秋田市山王4-1-1 Tel.018-860-2242
※詳しい支援内容については次のURLをご参照下さい。
http://search2.bic-akita.or.jp/search/show_detail.html?code_no=128



支援団体活動レポート

創業バックアップセミナー開催
〜秋田県創業支援連携会議〜
 10月22日(土)、横手市の横手セントラルホテルおいて秋田県創業支援連携会議(本会を含め6団体で構成、秋田県商工業振興課が事務局)主催による「創業バックアップセミナー」が開催されました。
 このセミナーは、県内の創業支援機関等が連携・協力し、新規創業を促進させ、本県経済の活性化と雇用の拡大を図るため、各創業支援機関のセミナー等を受講した方を対象に昨年度より開催しており、今回で2回目となります。
 今回は、S&Gビジネスディレクション代表取締役社長の吉田史朗氏から「本格的競争時代に勝つ経営の3つの条件」と題した基調講演が行われたほか、県内で最近創業した2名の経営者からの事例発表やパネルディスカッションなどが行われました。


桃李下自蹊成
 10月15日と16日の両日、本会50周年記念イベントを行った。
各会場併せて2万3千人もの入場者があったことは、展示、販売、実演、体験の各ブースに出店して頂いた会員組合や組合員企業のご協力の賜とこの稿でも感謝申しあげたいと思います。
 スタンプラリー参加者も多く、午後3時から行った大抽選会には、抽選券を握りしめたラリー参加者が黒山の人垣をつくっていた。抽選に当たった人は、予想以上の景品の質と量に満足した笑顔がみられた。景品を提供して頂いた各組合の組合員企業に重ねてお礼を申しあげます。
 このイベントを通して、組合関係者以外のたくさんの県民や秋田市民に中央会の役割、組合や組合員企業の事業内容を知って頂いたことは、今後の活動に大いにプラスになるものと考えます。
 この後の記念事業としては、11月15日(火)に記念式典・記念祝賀パーティーを開催する他、来年1月には記念トップセミナーを開催することにしておりますので、引き続き会員組合のご協力、ご支援をお願いします。
(M.F記)



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