景況レポート DI値は、2.5ポイント改善!
情報連絡員80名 3月分

 3月分の県内景況は、前年同月と比べて景況が「好転」したとする向きが2.5%(前月調査5.0%)、「悪化」が48.8%(同53.8%)で、業界全体のDI値は−46.3となり、前月調査の−48.8と比較して2.5ポイント改善した。
 内訳としては、前月調査と比べ製造業は9.4ポイント好転し、DI値は−34.3、非製造業は2.1ポイント後退し、DI値は−54.2となった。


[天気図の見方]前年同月比のDI値をもとに作成しています。
[凡例]

業界全体好転悪化割合[前年比/同月比]


業界の声
清酒製造 2月の清酒出荷量は、1,961キロリットルで前年同月比101.2%で推移した。
豆腐油揚 営業月数が多かったため対前月比で増加したが対前年同月比では、若干減少した。
一般製材 大雪のせいか年明け以降荷動きが極端に鈍く、特に柱材等構造用材が悪い状況が続いている。
ニット 前年同月と比べ大きな変化はないが、最近の傾向として難素材、工程数の多いデザイン、短サイクル化が一段と進んでいる。
自動車販売 3月の新車販売台数は、登録車が5,427台(前年同月比100.1%)、軽自動車は3,190台(同93.1%)であり、合計8,617台(同97.4%)であった。
自動車整備 3月の整備需要は、前年同月比で登録自動車が2.5%減、軽自動車が2.4%増となり、全体では1.0%減とほぼ横ばいとなった。
タクシー 3月下旬の天候不良により、運送収入は前年同月比103.5%で推移した。
建設 前年同月に比べ入札物件が大幅に減少し、民間は、土木・建築ともに低調である。
本荘駅前商店街 入進学による衣料品は比較的売上げが良かったが、飲食料関係、電器、身の回り品などは明るい兆しが見えなかった。


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