景況レポート
景況調査全項目で改善
〜製造業は54ヶ月ぶりに一桁台〜
情報連絡員80名
回答数 80名 回答率 100.0%
3月分

図の見方●前年同月比の【D.I値】をもとに作成しております。

 3月分の県内景況は、前年同月と比ベて景況が「好転」したとする向きが20.5%(前月調査11.3%)、「悪化」が40.0%(同43.8%)で、業界全体のDI値は−20.0となり、前月調査−32.5と比較して12.5ポイント改善した。
 内訳としては、前月調査と比べ製造業は15.6ポイント改善し、DI値は54ヶ月ぶりに一桁台の−6.3、非製造業も10.4ポイント改善し、DI値は−29.2となった。

対前年同月比
好転悪化割合 業界全体




業界の声
☆2月の清酒の出荷量は、1,938キロリットルで前年同月比81.6%で推移した。
(清酒製造)

☆婦人カットソー製品の受注が好調で、オーバーキャパの状態である。
(ニット)

☆中国の建設ラッシュの影響により鋼材価格の高騰と品不足で納期の長期化、工期遅れの問題が出てきている。
(鉄鋼・金属)

☆年度末の駆け込み需要が多く売上高は前年同月比を68%上回り好調に推移した。
(家具建具)

☆3月の新車販売台数は、軽自動車3,425台(前年比105.1%)、登録車5,423台(前年比90.8%)、合計では8,848台(前年比95.9%)であった。
(自動車販売)

☆前半の寒さで、プロパンガスの販売量は前年比を上回った。
(LPG)

☆年度末で補正もなく物件は大幅減少。鋼材を中心とした資材の高騰で採算は悪い状況である。
(建設)

☆米穀関係の荷動きの活発さと、肥料の輸送需要があって組合員企業の売上高は増加した。
(トラック)

☆中旬以降の天候回復と入進学シーズンを迎え、来街者が増加し衣料品等の売上増加と飲食・美容業の動きも活発になってきた。
(秋田市大町商店街)



Copyright 2004 秋田県中小企業団体中央会
URL http://www.chuokai-akita.or.jp/