景況レポート
非製造業振るわずDI値後退!
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8月分

図の見方●前年同月比の【D.I値】をもとに作成しております。

 8月分の県内景況は、前年同月と比ベて景況が「好転」したとする向きが11.5%(前月調査15.4%)、「悪化」が51.3%(同44.9%)で、業界全体のDI値は−39.7となり、前月調査−29.5と比較して10.2ポイント後退した。<BR> 内訳としては、前月調査と比べ製造業はDI値が−25.8と同値で増減がなかったが、非製造業は17.0ポイント後退し、DI値は−48.9となった。

対前年同月比
好転悪化割合 業界全体




業界の声
☆7月の清酒の出荷量は、2,145キロリットルで前年同月比92.8%で推移した。
(清酒製造)

☆冷夏の影響で、夏物食材の売れ行きが悪かった。
(豆腐油揚)

☆首都圏からの発注が多く、前年同月比40%程度売上高が増加した。
(プレカット)

☆昨年に比べて、見積物件数は増加しているものの、価格面は依然として厳しい状況にある。
(鉄鋼・金属)

☆秋田市を会場に開催された各種全国大会等のコンベンション効果と竿燈、お盆時季の入れ込み客数の増加により、秋田市内の宿泊施設は、先月に続いて売上げの増加となり収益も好転した。
(旅館・ホテル)

☆8月の新車販売台数は、軽自動車1,293台(前年比98.8%)、登録車は1,872台(前年比96.2%)、合計では3,165台(前年比97.3%)であった。
(自動車販売)

☆8月はお盆休みで稼働率は悪かったが、特にスイカの輸送は冷夏が影響して数量的に減少した。
(トラック運送)

☆「身の回り品」は、冷夏の影響により夏物不振で前年比8%減少、「酒類小売」は、イベントへの出店により前年比7%増加、「家電販売」は、冷夏のためエアコンが全く不振で前年比30%と大幅に減少した。
(秋田市通町商店街)


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